小学校英語に最適な教材は?
「小学校の子供がいるのですが、どのように英語を勉強させればいいのでしょうか?」
このような質問を受けることがあります。
小学生に英語を学習させることには賛否両論ありますが、小学生英語が必須になるなので勉強せざる得ないですよね。
そこで、ここでは、どのような英語教材がいいのかを紹介します。
英会話の授業をうけさせる前にすべきことがある
小学生といえば、遊びたい盛り。
勉強に対する意欲が低いですし、「なぜ勉強しないといけないのか」もわかっていません。
そういう中で、英会話中心の授業だけをうけさせると、英語が「嫌い」になる恐れがあります。
なぜでしょうか。
たとえば、みなさんが「古代ぱぺぴ語」の授業をうけたとしましょう。
先生:「おはよう」は、古代ぱぺぴ語では「あだれでぃてぉーくね」といいます。リピートしてください。
みなさん:「あだれでぃてぉーくね」
先生:いいですね! 次は、「こんにちは」は、「ぞぉーでてらまどげと」と言います。リピートしてください。
みなさん:「ぞぉーでてらまどげと」
この授業、面白いですか?
つまらないですよね。
通常、会話の授業は、ドンドン、会話表現が難しくなっていって、そのうち、「ふぇごだせぢでだであだでで……」などを覚える必要が出てきてしまいます。そうなると、つまらないだけではなく、「苦痛」になります。
なぜ、つまらないのか。苦痛になるのか。
それは、みなさんには「古代ぱぺぴ語」を勉強する意欲もなければ、習得する必要性もないためです。だから、この手の授業は退屈で、このような学習を繰り返しても、きっと、身につかないことでしょう。
小学生も同じです。
小学生にとって英会話の授業はつまらないもので、漫画を読んだり、ゲームをしたりした方が楽しいのです。
大人は、たとえば「海外旅行で話せるようになりたい」「会社で英語を勉強しないといけなくなった」「字幕なしで映画を観たい」などの英会話を勉強する動機があるので、英会話の授業も必死でついていきますが、小学生は英語を勉強する動機もないのです。
そのような中、フレーズの暗記をしないといけない英会話の授業は苦痛以外の何ものでもないのです。
とはいえ、英会話の授業がダメとは思いませんし、英会話の授業をうけないと英会話はできないと思います。
英会話を学習する前に、すべきことがあると言いたいのです。
何をすべきなのか?
「英語の学習は楽しい」と思わせることです。
どうすればそのように思わせることができるのでしょうか。
楽しんで英語学習できる教材
小学校英語には、最初に、楽しく学習できる教材を使うことをお勧めします。
それに最適なのが「マンガで学ぶ小学生英語ドリル」です。
この参考書は、まるでマンガです。
黒魔導士を倒すために、魔法を習得していきますが、その魔法を唱える練習をしているうちに、英語学習もできるという「世界初」の参考書です。
具体的には以下です。
小学校の子供がゲームやマンガのように、熱中して英語学習する……そのような参考書です。
この参考書で、英語学習は楽しいと思わせ、学校の英会話の授業をうけさせるといいでしょう。
◆本の詳細や、ネット書店で購入するためのリンクがあります。
>マンガで学ぶ小学生英語ドリル
小学校英語には物足りない場合
小学校英語に物足りなくなれば、お勧めしたいのが「基本にカエル英語の本」です。
「基本にカエル英語の本」は、パッと見た感じでもわかりますように(以下の写真)、英語の本なのに、「イラスト」と「日本語」が中心です。また、難しい言葉は一切使っていないので、英語を、楽しく学ぶ事ができます。
※)大きな画像を見るにはここをクリックしてください。
※)英文法入門編レベル1の見本誌です。実際の本と多少文章が違うことがあります。
また、基礎の基礎から、丁寧に解説しています。
具体的には、英語学習に必須の「国語」の知識も身に付くようになっています(主語、形容詞などの基本的な国語の知識も身に付きます)。
なので、「基本にカエル英語の本」は、本当に、0から勉強しても効率的に英語を身に着けられるようになっています。
また、実際に、英語が苦手な人の意見を聞いて、制作されているので、「涙がでるくらい、わかりやすい」という声も多く聞かれます。
というわけで、「基本にカエル英語の本」は、「やりなおし英語」のために制作された書籍ですが、小学校英語でも、十分に、勉強できるようになっています。
私自身、某有名な進学塾や、地域の塾で、「小学校4年生〜6年生」まで教えたことがあります。その経験からいうと、「基本にカエル英語の本」を使って、小学校英語を学習させる上で、以下のように勉強させる必要あると思います。
◆中学受験で、偏差値が50以上ある小学生
以下の手順で、効率的に英語を身につけることができます。
1.アルファベットを暗記させる
2.ローマ字を暗記させる(「基本にカエル英語の本〜レベル1」に収録しています)。
3.「基本にカエル英語の本」で学習させる(レベル1、レベル2のみ。子供が勉強できそうであれば、レベル3も学習させてください。)
◆中学受験を経験したことがない、もしくは、チカラを入れて勉強していない小学生
以下の手順で、効率的に英語を身につけることができます。
1.アルファベットを暗記させる
2.ローマ字を暗記させる(「基本にカエル英語の本〜レベル1」に収録しています)。
3.基本にカエル英語の本で学習させる(ただし、レベル1、レベル2のHOP、STEPのみにしてください。)
◆勉強が苦手な小学生
以下の手順で、効率的に英語を身につけることができます。
1.焦らず、ジックリ、アルファベットを暗記させる
2.焦らず、ジックリ、ローマ字を暗記させる(「基本にカエル英語の本〜レベル1」に収録しています)。
3.試しに「基本にカエル英語の本〜レベル1のHOPとSTEPだけを学習させる(もし大丈夫なら、レベル1、レベル2のHOP、STEPのみ勉強させてみてください。)
「基本にカエル英語の本」は、「大人のやり直し英語」を主眼に制作した本ですが、わかりやすくて、小学校英語にも十分通用するようです。実際、小学生に使わせている親御さんもいるようです(ブログで公開していました)。
◆本の詳細や、ネット書店で購入するためのリンクがあります。
>基本にカエル英語の本〜英文法入門編レベル1
>基本にカエル英語の本〜英文法入門編レベル2
>基本にカエル英語の本〜英文法入門編レベル3